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ふくらむ風船の実験(重そう×酢)|やり方・まとめ方かんぺきガイド
☀️ 1日で終わる 🎒 小1〜小6
用意するもの
- ペットボトル(500ml)2〜3本
- 風船 3〜5個
- 酢(1本あたり50〜100ml)
- 重そう(1回あたり小さじ1〜3)
- じょうご(風船に重そうを入れる用。紙で作ってもOK)
- 計量スプーン・計量カップ
- 記録用ノート
すすめ方
- じょうごを使って、風船の中に重そう小さじ1を入れる
- ペットボトルに酢50mlを入れる
- 風船の口をペットボトルの口にしっかりかぶせる(まだ重そうは落とさない)
- 風船を持ち上げて、中の重そうをペットボトルに一気に落とす
- あわが出て風船がふくらむようすを観察し、ふくらみの大きさを記録する
- 重そうの量や酢の量をかえて、ふくらみ方を比べる
つまずきポイントと成功のコツ
- 風船のかぶせ方がゆるいと気体がもれてふくらまない ── 口のみぞにしっかりかぶせ、手でおさえながら落とす
- 重そうが風船の首にひっかかって落ちない ── 風船を軽くゆすって全部落とす
- 1回目と2回目で風船がちがうとふくらみ方も変わる ── 比べ実験は同じ風船・同じペットボトルで
観察・記録シート(この4つをメモ)
- 入れた重そうと酢の量
- あわが出ていた時間
- 風船のふくらみの大きさ(まわりをひもで測る/5段階で記録)
- 風船やペットボトルをさわった感じ(温度の変化)
なぜそうなるの?(しくみ)
重そう(炭酸水素ナトリウム)と酢(酸性の液体)が混ざると、化学反応が起きて「二酸化炭素」という気体が発生します。気体は液体よりもずっと大きな体積を持つので、行き場のない二酸化炭素がペットボトルの上へ上へとたまり、風船をおしふくらませるのです。ホットケーキがふくらむのも、ラムネ菓子が口の中でシュワッとするのも、じつは同じ反応の仲間です。
まとめ方のコツ(模造紙・新聞)
「重そうの量」と「風船のまわりの長さ」を表にして、棒グラフにするのが鉄板。実験前後の写真やスケッチをならべ、最後に「量を増やすとどうなったか」を自分の言葉でまとめましょう。
構成にまよったら:①きっかけ → ②予想 → ③やり方 → ④結果(表・写真)→ ⑤わかったこと → ⑥感想・次にやりたいことの6ブロックが鉄板です。
発展:くらべる実験のアイデア
- 重そう小さじ1・2・3で、ふくらみの大きさがどう変わるか比べる
- 酢のかわりにレモン汁やクエン酸水でも試して、ふくらみ方を比べる
- 冷たい酢とぬるい酢(お湯で少し温めた程度)で、あわの出方のちがいを見る
よくある質問
Q. 風船がぜんぜんふくらみません。
いちばん多い原因は「気体もれ」です。風船の口をペットボトルの口のみぞまでしっかりかぶせて、手でおさえながら重そうを落としてみてください。重そうや酢が古いと反応が弱いこともあります。
Q. 発生した気体は体に悪くないですか?
二酸化炭素は炭酸ジュースにも入っている身近な気体ですが、せまい場所で大量に吸うのはよくありません。換気のよい場所で行い、ペットボトルの口に顔を近づけないようにしましょう。
Q. ふくらんだ風船はどうなりますか?
中身は二酸化炭素なので、空気より重い気体です。口をしばって手をはなすと、ヘリウム風船のようにうかばず、すとんと落ちます。これも観察して記録すると発見がひとつ増えます。
学年別アレンジ
- 1・2年生:ふくらむようすの観察と絵の記録を中心に(重そうを落とす係は本人、量の計量はおうちの人と)
- 3・4年生:重そうの量を3段階にかえて、ふくらみの大きさを表とグラフに
- 5・6年生:酢・レモン汁・クエン酸水で比べて「酸の種類」との関係まで考察する
レポートの書き出し例
「ホットケーキがふくらむのは重そうのおかげと聞いて、気体の力をじっさいに見てみたくなりました。」のように、きっかけは自分の生活から書き出すと読み手に伝わります。 書き上げはレポートメーカーを使うと、①きっかけ〜⑥感想の6ブロックをうめるだけで完成します。
まとめの記入例(表と結論文のお手本)
結果の表:横に「重そうの量(小さじ1・2・3)」、縦に「風船のまわりの長さ」を置いてグラフにします。
結論文のお手本:「重そうを増やすほど風船は大きくふくらんだ。重そうと酢の反応で二酸化炭素がたくさん発生したからだと考えた。」このように「結果+理由の考え」をセットで書くのが高評価のコツです。