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慣用句一覧(401語) 小学生向け・意味つき

「手を焼く」は、本当に手を焼くわけではありません。「あつかいに困る」という意味です。こんなふうに、言葉が組み合わさって別の意味になる言い方が慣用句です。

ここには401語を全部、意味つきで並べました。下のボタンで学年や体の一部でしぼりこめます。「意味をかくす」を押すと、そのまま覚えたかどうかのテストになります。

まず覚えたい慣用句20

中学入試によく出る語として選んだ語のうち、低い学年でも書けるものから20語。家で1日2つずつ使ってみると、10日でひととおりそろいます。

十八番その人がいちばん得意なもののことです 足を運ぶわざわざ出かけて行くことです 頭打ちそこから先へ、のびなくなることです 後ろ指をさされるかげで、人から非難されることです 打つ手がないもう試せる方法が、残っていないことです 木で鼻をくくるそっけなく、冷たい態度をとることです 口が重いあまり話したがらないことです 口が軽い言わなくてよいことまで、すぐ話してしまうことです 口車に乗るうまい話にだまされることです 血の気が多いすぐ興奮しやすく、勢いがあることです 血道を上げるあることに夢中になって、のぼせあがることです 手玉に取る相手を思いどおりに動かすことです 手取り足取りこまかいところまで、ていねいに教えることです 手のひらを返す態度をがらりと変えることです 手を打つ必要な対策をとることです。または、話をまとめることです 鼻につくいやみに感じて、うんざりすることです 鼻を明かす出しぬいて、相手をあっと言わせることです 歯の根が合わないこわさや寒さで、体がふるえることです 歯を食いしばる苦しさをこらえて、がまんすることです 一息つくひと区切りついて、ほっとすることです

慣用句401語の一覧(読み方の順)

すべて1・2年(133)3・4年(128)5・6年(140)体の一部(148)中学入試に出た(25)意味をかくす
手(19)目(16)口(15)足(12)顔(7)耳(7)頭(6)鼻(6)舌(6)肩(5)首(5)腹(5)骨(5)息(4)まゆ(4)胸(4)肝(3)尻(3)血(3)歯(3)顎(2)腕(2)腰(2)指(1)ひざ(1)額(1)へそ(1)
401語を表示中

学年は、その慣用句を漢字で書くのに必要な漢字を習う学年の目安です。「意味をかくす」にしたら、意味のところを押すと答えが出ます。

あ行の慣用句(85語)この行の一覧ページ

か行の慣用句(89語)この行の一覧ページ

さ行の慣用句(43語)この行の一覧ページ

た行の慣用句(46語)この行の一覧ページ

な行の慣用句(20語)この行の一覧ページ

は行の慣用句(50語)この行の一覧ページ

ま行の慣用句(43語)この行の一覧ページ

や行の慣用句(16語)この行の一覧ページ

ら行の慣用句(2語)この行の一覧ページ

わ行の慣用句(7語)この行の一覧ページ

体の一部を使った慣用句(148語)

慣用句には体の一部を使った言い方がとても多く、401語のうち148語がそうです。中学入試でも「□をとがらす」の□に体の部位の漢字を入れる形が定番です。部位ごとの数は次のとおりです。

部位語の数たとえば
手19語打つ手がない・大手を振る・手薄になる
目16語生き馬の目を抜く・憂き目を見る・裏目に出る
口15語開いた口が塞がらない・陰口をたたく・口裏を合わせる
足12語揚げ足を取る・足がすくむ・足がつく
顔7語瓜二つ・顔色をうかがう・顔が売れる
耳7語小耳に挟む・耳が早い・耳にたこができる
頭6語頭打ち・頭が上がらない・頭が固い
鼻6語木で鼻をくくる・鼻息が荒い・鼻が利く
舌6語舌が肥える・舌足らず・舌鼓を打つ
肩5語肩で風を切る・肩の荷が下りる・肩身が狭い

部位ごとに全部を見たいときは体の慣用句一覧(部位ごと)へ。ことわざや四字熟語の体の言い方もいっしょに並んでいます。

「心」と「気」を使った慣用句(18語)

気持ちを表す慣用句は、「心」と「気」を使うものが多くあります。どちらも体の部位ではありませんが、入試では体の慣用句と同じ形で出ます。スクールコンパス編集部が読んだ入試問題でも、「□に病む」「□がおけない」の□に共通して入る「気」を書く問題が出ていました。「心を許す」と「気を許す」のように、両方の言い方がある語もあるので、組にして覚えると取りちがえません。

「心」を使う慣用句(7語)
「気」を使う慣用句(11語)

中学入試では、慣用句はこう出る

スクールコンパス編集部が学校の公式サイトの問題を読んで記録した47回分の中学入試(国語)では、慣用句が86回出てきました。出され方を数えると、こうなります。

15回体の一部の漢字を□に入れる(「□をとがらす」など)
36回文章の中の慣用句の意味を選ぶ
5回慣用句の中の言葉を漢字で書く
30回似た意味の言葉を選ぶ・空らんに入る言葉を考えるなど

いちばん多いのは、物語文や説明文の中に出てきた慣用句の意味を選ぶ形です。一覧で意味を覚えるだけでなく、文章の中で出てきたときに意味がわかるかと、どの体の部位を使うかの2つが点になります。上の一覧の部位の印と、「意味をかくす」テストは、この2つを家で確かめるためのものです。学校ごとの出され方は中学入試に出た語句にまとめています。

慣用句・ことわざ・四字熟語のちがい

どんな言葉かたとえば
慣用句文の一部として使う、決まった言い方。言葉どおりの意味ではない手を焼く・口が軽い・耳が痛い
ことわざそれだけで、教えや知恵を表す短い文急がば回れ・石の上にも三年
四字熟語漢字4字で、決まった意味を表す言葉一石二鳥・七転八倒

テストでは「次のうち慣用句はどれか」と見分けさせる問題も出ます。迷ったら「文の中で、ほかの言葉につなげて使うか」を考えると見分けやすくなります。

覚え方は「体でまとめて、家で使って、10問で確かめる」

1. 体の部位でまとめる

「手」の慣用句、「目」の慣用句、とまとめると、□に入る漢字の問題にそのまま強くなります。一覧の「体の一部」を押して、部位を1つ選んでください。

2. その日のできごとに当てはめて、家で言ってみる

「弟のいたずらに手を焼いた」「お母さんの話は耳が痛い」のように、その日あったことで1回使うと、意味がその場面とつながって残ります。語のページには、学校・家・習い事の場面の例文があります。

3. 10問で確かめて、まちがえた語だけやり直す

慣用句クイズは、学年と出し方(意味を選ぶ・体の部位を入れる)を選べます。まちがえた語だけを、もう一度出せます。

あわせて使うページ

慣用句クイズ学年・出し方を選べる4択。まちがえた語だけやり直せる 慣用句プリント(10問・答えつき)印刷して書いて確かめる。学年別もあり 学年別の慣用句(1〜6年)その学年の語を全部、書き10問テストつき 体の慣用句一覧部位ごとに、ことわざもいっしょに 中学入試に出た語句学校ごとの出され方と予想問題 ことわざ一覧・四字熟語一覧ことば大辞典のトップ

よくある質問

慣用句とは何ですか?

2つ以上の言葉が組み合わさって、もとの言葉の意味とはちがう、決まった意味を表す言い方です。たとえば「手を焼く」は、本当に手を焼くのではなく「あつかいに困る」という意味になります。

慣用句は小学校の何年生で習いますか?

小学校の学習指導要領では、3・4年生で「ことわざや慣用句、故事成語などの意味を知り、使うこと」を学びます。教科書では3年生ごろから出てきて、中学入試では6年生までに知っている前提で出題されます。

慣用句とことわざのちがいは何ですか?

ことわざは「急がば回れ」のように、それだけで教えや知恵を表す短い文です。慣用句は「手を焼く」「口が軽い」のように、文の一部として使う決まった言い方です。

有名な慣用句には何がありますか?

「手を焼く」「口が軽い」「目がない」「耳が痛い」「鼻が高い」「足を洗う」「腹を立てる」「肩を持つ」などがよく使われます。このページの「まず覚えたい20語」から始めるのがおすすめです。

体の一部を使った慣用句はいくつありますか?

このページの401語のうち、148語が体の一部を使った慣用句です。いちばん多いのは「手」で19語あります。部位ごとの一覧は「体の慣用句一覧」にまとめています。

中学入試では慣用句はどう出ますか?

スクールコンパスが読んだ47回分の中学入試の国語では、慣用句が86回出てきました。そのうち15回は「□をとがらす」のように体の一部の漢字を入れる形、36回は文章の中の慣用句の意味を選ぶ形でした。

意味は国語辞典の一般的な語釈をもとに、小学生にわかる言葉で書き直したものです。学校の授業・学童・塾・家庭で自由に使ってください(出典として「スクールコンパス」と書いていただけるとうれしいです)。