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プレートテクトニクスとは? なぜ日本は地震が多いのか
プレートテクトニクスとは、地球の表面をおおう板の動きで、地震や火山を説明する考え方です。
プレートは、かたい岩盤の板です。日本のまわりには4枚が集まっていて、これが地震と火山の多い理由になっています。
- プレートとは何か、どのくらいの速さで動くか
- 日本のまわりにある4枚のプレート
- 海溝型地震が起きるしくみと、津波とのつながり
- 火山ができるしくみ
別のページが答えること
- 陸の中の断層がずれて起きる地震 → 活断層のページ
- 地震の大きさとゆれの表し方 → マグニチュードと震度のページ
- 津波のときに出る情報 → 津波注意報のページ
🌏 プレートってなに
地球の中は熱くてやわらかいのですが、いちばん外側だけは冷えてかたくなっています。 そのかたい部分が、いくつかの板に割れている。これがプレートです。
プレートは止まっていません。1年に数センチという、つめがのびるくらいの速さで動いています。 気づかないほどゆっくりですが、100年で数メートル、1万年では数百メートルになります。
🗾 日本は4枚の上にある
世界の地図でプレートの境目に印をつけると、日本はちょうどその上にあります。 これが、日本に地震と火山が多いいちばんの理由です。 場所が悪いのではなく、4枚が集まるところに国があるということです。
⚡ 地震が起きるしくみ
下じきの両はしを持って、ゆっくり曲げていくところを想像してください。 ある瞬間、パチンと音を立ててもとに戻ります。 プレートの境目で起きているのは、これと同じことです。
陸の中の断層がずれて起きる地震もあります。 これについては 活断層のページで 説明しています。地震の大きさの表し方は マグニチュードと震度のページに あります。
🌋 火山ができるしくみ
🔗 1つの考え方で つながる
プレートテクトニクスがすごいのは、 バラバラに見えていたできごとを1本の線でつないだことです。 地震、火山、海溝、高い山脈。 これらがなぜ同じような場所にならぶのかが、板の動きだけで説明できます。
日本にくらす以上、地震はなくなりません。 だからこそ、なぜ起きるのかを知っておくことに意味があります。 起きたときにどう動くかは 避難情報のページと 備蓄のページで 確かめておいてください。
✅ りかいチェッククイズ
Q1. プレートとは何ですか。
Q2. 日本のまわりには、いくつのプレートが集まっていますか。名前も答えなさい。
Q3. 海溝型地震は、どのようにして起きますか。
Q4. 海溝型地震で津波が起きやすいのはなぜですか。
Q5. 火山は、プレートの動きとどうつながっていますか。
✍️ 記述ミニ道場
Q. 日本は世界の中でも地震の多い国です。それはなぜですか。40字程度で書きなさい。
手順1 日本の位置を書く 4枚のプレートが集まる場所にある。
手順2 そこで何が起きるかを書く プレートどうしが押し合い、ひずみがたまる。
手順3 結論を書く だから地震が起きやすい。
解答例 4枚のプレートが集まる場所に位置し、たがいに押し合ってひずみが たまりやすいため、地震が多い。(45字)
採点のポイント 「プレートが集まっている」ことと 「ひずみがたまる」ことの2つが必要です。 「島国だから」「海に囲まれているから」は理由になりません。関係があるのは海ではなく板の境目です。
👨👩👧 おうちで話すヒント
地震のしくみは、下じきで実演できます。 両はしを持ってゆっくり曲げていき、限界でパチンと戻す。あの一瞬が地震です。 言葉で10分説明するより、1回やって見せるほうが早く伝わります。
世界地図があれば、地震の多い場所と火山の場所に印をつけてみてください。 きれいに同じ線の上にならびます。「どうして同じところなんだろう」と子どもが言ったら、 それがプレートの境目だと教えてあげてください。
中学入試では、日本付近の4枚のプレート名、海溝型地震のしくみ、 火山の分布が問われます。地震を「こわいもの」で終わらせず、 「なぜ起きるか説明できるもの」に変えておくと、防災の話も届きやすくなります。
🃏 一問一答カード(印刷できます)
Q. プレートとは
A. 地球の表面をおおうかたい岩盤の板。
Q. プレートテクトニクスとは
A. プレートの動きで地震や火山などを説明する考え方。
Q. プレートが動く速さ
A. 1年に数センチ程度。
Q. 日本のまわりのプレートの数
A. 4枚。
Q. 4枚の名前
A. 北米プレート・ユーラシアプレート・太平洋プレート・フィリピン海プレート。
Q. 東日本がのっているプレート
A. 北米プレート。
Q. 西日本がのっているプレート
A. ユーラシアプレート。
Q. 東から動いてくるプレート
A. 太平洋プレート。
Q. 南から動いてくるプレート
A. フィリピン海プレート。
Q. 海溝とは
A. 海のプレートがもぐりこむ場所にできる、海底の深いみぞ。
Q. 海溝型地震のしくみ
A. 引きずりこまれた陸のプレートが限界ではねあがるときに起きる。
Q. 津波が起きる理由
A. 海底が持ち上がると、その上の海水も持ち上げられるから。
Q. 火山ができるしくみ
A. もぐりこんだプレートが深部でとけてマグマになり、地上へ上がってくる。
Q. 日本に地震が多い理由
A. 4枚のプレートが集まる場所に位置しているから。
❓ よくあるしつもん
Q. プレートはどうして動くのですか。
A. 地球の内部は熱く、深いところではゆっくりと流れています。その流れにのって、上にあるかたい板も動くと考えられています。
Q. 動きがそんなに遅いのに、どうして大きな地震になるのですか。
A. 1年に数センチでも、100年たてば数メートルになります。その分のゆがみが少しずつたまり、一気に解放されるので大きなゆれになります。
Q. 海溝型地震と、活断層で起きる地震はどうちがうのですか。
A. 海溝型はプレートの境目で起きるので規模が大きくなりやすく、津波をともないやすくなります。活断層による地震は陸の内部で起き、震源が浅いためゆれが強くなることがあります。
Q. 火山が列になってならぶのはなぜですか。
A. プレートがもぐりこんでいく場所と平行に、マグマができる深さの位置がそろうためです。
Q. 中学受験ではプレートテクトニクスのどこが出ますか。
A. 日本付近の4枚のプレート名、海溝型地震のしくみ、火山や地震の分布図の読み取りが定番です。「なぜ日本は地震が多いのか」という記述もくり返し出ます。
このページは特定の統計を引用していません。プレートの考え方、日本付近の4枚のプレート、海溝型地震と火山のしくみは、気象庁が公表する地震・火山に関する解説および小学校理科・中学校理科で共通して扱われる内容にもとづいて、スクールコンパス編集部が書き下ろしたものです。プレートの移動する速さは場所によって異なるため、本ページでは「1年に数センチ程度」という表し方にとどめています。図2は位置関係を分かりやすくしたもので、実際の形や境界の位置とは異なります。確認日 2026年8月3日。