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株とは? 株主・配当・株式会社のしくみを簡単に
株(株式)とは、会社を細かく分けた1切れのようなものです。
株を持っている人は、その会社の持ち主の1人=株主になります。会社がもうかると、もうけの一部を配当として受け取れます。
📰 いま話題:アメリカのイーロン・マスク氏が、2026年10月19日(アメリカ時間)、「来年、アメリカのすべての子どもに、ロケットの会社スペースXの株を1株ずつ贈る」と表明しました。くわしくは週刊小学生しんぶんで。 3・4年生版 → 5・6年生版(入試の視点)→
🧭 株とは 株の仕組み 株主とは 配当とは 値段の決まり方・証券会社 日本初の株式会社 入試ではこう出る
🍰 株とは? ── ケーキを分けた「1切れ」
会社を1つの大きなケーキだと考えてみましょう。そのケーキを何万、何億という小さな切れに分けたものが株です。1切れを持てば、会社のほんの一部の「持ち主」になれます。
株がたくさんあれば、たくさんの人から少しずつお金を集められます。1人ではとても出せない大金が必要な、工場やロケットづくりも、こうして実現できるのです。
🏢 株の仕組みと株式会社とは
株式会社とは、株を発行して多くの人からお金を集め、そのお金で仕事をする会社です。流れは、①株主がお金を出す → ②会社が商品やサービスを売ってもうける → ③もうけの一部が配当として株主にもどる、です。
株主は、会社がつぶれても、出したお金以上の責任は負いません。これを有限責任といいます。「出したお金がなくなる」ことはあっても、それ以上借金を背負うことはないので、多くの人が安心してお金を出せるのです。
🙋 株主とは? ── 持ち主ができる3つのこと
株主とは、株を持っている人のことです。株主には、おもに3つのことができます。
①配当を受け取る:会社のもうけの一部をもらえる。②株主総会で議決する:会社の大事なこと(だれが社長などの役員になるか など)を、持っている株の数に応じて決める。③株を売る:買ったときより値段が上がっていれば、そのぶんがもうけになる。
日本の会社には、株主に自社の商品や割引券を贈る「株主優待」をしているところも多くあります。配当とは別のものです。
💴 配当とは? ── 計算してみよう
配当とは、会社のもうけ(利益)の一部を、株の数に応じて株主に分けることです。
たとえば、株を1000万株出している会社が、もうけのうち10億円を配当にまわすとします。1株あたりの配当は、10億円÷1000万株=100円。10株持っている人は1000円を受け取ります。
もうけが少ない年は、配当が減ったり出なかったりします。もうけを配当にせず、新しい工場や研究に使う会社もあります。
📈 株の値段はどう決まる? 証券会社とは?
株は、証券取引所という市場で毎日売り買いされています。値段は、買いたい人と売りたい人のバランス(需要と供給)で決まります。「この会社はこれから伸びそう」と考える人が多いと値段が上がり、反対だと下がります。
証券会社とは、株を買いたい人や売りたい人の注文を、証券取引所につなぐ会社です。会社が新しく株を市場に出す「上場」の手伝いもします。
👨👩👧 おうちの方へ:このページは投資をすすめるものではありません。「会社には持ち主がいる」「値段は期待で動く」に気づければ十分です。
🏷️ 日本で最初の株式会社は?
日本で最初の株式会社とされるのは、1867年に幕府の役人・小栗忠順(小栗上野介)がつくった「兵庫商社」です。小栗はアメリカを見て、たくさんの人がお金を出し合って大きな仕事をするしくみを日本にもちこみました。小栗は2027年の大河ドラマ「逆賊の幕臣」の主人公です。
🎯 中学入試ではこう出る
株式会社は、6年生の社会(経済のしくみ)や、中学入試の公民で問われます。有限責任・株主総会・配当・証券取引所の4つの言葉と、「なぜ多くのお金を集められるのか」の説明が定番です。2026年はマスク氏のニュースや、大河ドラマの小栗忠順(日本初の株式会社)と結びつけて出題される可能性もあります。
✏️ 一問一答
Q1. 株主が、会社の倒産時に出資額以上の責任を負わないことを何という? → 有限責任
Q2. 会社の利益の一部を株主に分けることを何という? → 配当
Q3. 株主が集まり、会社の重要なことを決める会議は? → 株主総会
Q4. 株が売買される市場は? → 証券取引所
✍️ 記述(40字)
株式会社が多くの人から大きな資金を集めやすい理由を、「有限責任」の語を使って40字以内で説明しなさい。
解答例
株主は有限責任で、出資額以上の損を負わないため、多くの人が安心して出資できるから。(40字)
❓ よくある質問
Q. 株とは何ですか?簡単に教えてください
株(株式)とは、会社を細かく分けた1切れのようなものです。会社はたくさんの人からお金を集めて仕事をし、お金を出した人はそのしるしとして株を受け取ります。株を持つ人は会社の持ち主の1人(株主)になります。
Q. 株の仕組みはどうなっていますか?
会社は株を発行してお金を集め、そのお金で事業を行います。もうけが出ると、その一部が配当として株主に配られます。株は証券取引所で売り買いされ、会社がこれから伸びそうだと思う人が多いほど値段が上がります。
Q. 株主とは何ですか?
株を持っている人のことで、会社の持ち主の1人です。配当を受け取る権利や、株主総会で会社の大事なことを決める議決に参加する権利があります。
Q. 配当とは何ですか?
会社がもうけたお金(利益)の一部を、持っている株の数に応じて株主に分けることです。もうけが少ないときは、配当が減ったり出なかったりすることもあります。
Q. 株主優待とは何ですか?
会社が株主に、自社の商品や割引券などを贈るしくみです。日本の会社に多く、配当とは別のものです。
Q. 株式会社とは何ですか?
多くの人(株主)から出資を受け、そのお金で事業を行う会社です。株主は、会社が倒産しても出資した額以上の責任を負いません(有限責任)。日本初の株式会社は、幕臣の小栗忠順が1867年に設立した兵庫商社とされています。
Q. 証券会社とは何ですか?
株を買いたい人と売りたい人の注文を、証券取引所につなぐ会社です。株の売り買いは、ふつう証券会社を通して行います。
Q. 株の値段はどうやって決まりますか?
買いたい人と売りたい人の数で決まります(需要と供給)。会社のもうけが増えそう、新しい商品が人気になりそうと考える人が多いと値段が上がり、反対だと下がります。